携帯用の(折畳式の)プローブは、伸ばして探り棒として使う。雪に数メートルの深さまで突き刺して、埋まった被災者の正確な位置を探るためのものである。複数の被災者が埋まっている場合、探り棒で救助の優先順位を決める。即ち、最も浅く埋まっている者を最初に掘り出す。何故なら、助かる可能性はその者が最も高いからである。
ビーコンなしで辺り一面をプローブだけで捜索するのは非常に時間のかかる作業である。米国では、(1950年以降)プローブによる捜索で見つかった140人の被災者の内、86%は既に死亡していた。深さ2mよりも深く埋まっている場合、生存する事も救助される事もまれである(約4%)。捜索においては、まずはビーコンも活用しつつ、雪面に残されている痕跡を目視で探し、その後にプローブを用いるべきである。
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雪崩が止まるとき、その減速の際に雪が圧縮されて固い塊になる事が多い。このため被災者を掘り出すにはショベルが不可欠である。なぜなら、被災者の上にかぶさった雪は固く締まっており、手やスキーでは掘りにくいからである。ヘラが大きく、取っ手が頑丈である事が重要である。また、例えば軟弱な雪の層が大きな荷重を支えているといった、雪の塊の中に潜んでいる危険性を調べるために雪に穴を掘る上でもショベルは役に立つ。